2021年12月25日土曜日

弾きあい会&🧑‍🎄Xmasコンサート

 2021.12.25今年最後の啄木舎、「弾きあい会&🧑‍🎄Xmasコンサート」が終了いたしました。

皆様の持ち寄られる温かい愛で、ホッカホカのポトフの様なコンサートでした。🥰

開催直前には綺麗な虹が歓迎してくれ🌈、今回も皆様方の温かい御支援、御協力がある限りまだまだ辞められないなぁ〜と、老体に鞭打ち痛感している次第です。😅

あっという間の一年でしたが、来年もどうぞよろしくお願い致します。🙇




2021年8月13日金曜日

難曲ラ・カンパネルラを弾きこなすノリ漁師 京都新聞より

 難曲ラ・カンパネルラを弾きこなすノリ漁師 徳永義昭さん 京都新聞 朝刊 2021/08/13

記事によりますと、「52歳で始めたピアノでリストの難曲「ラ・カンパネルラ」を習得、「佐賀のノリ漁師」という本業とともい話題になり、憧れの世界的ピアニスト。フジコ・ヘミングさんとの共演も果たした」とあります。

これはとても素敵なことだと思います。こういう方々が増えて、音楽がより身近なものになればいいですね。




2021年8月8日日曜日

すだち蕎麦

 巣篭もりの

テンション下がる

炎天下

散歩の果ては

すだち蕎麦😋

座布団一枚…、かな?(笑)



2021年6月14日月曜日

「ピアニストは指先で考える」青柳いづみこ 中公文庫

 「ピアニストは指先で考える」青柳いづみこ 中公文庫


鍵盤を叩けば、確かに音がでます。でもね、その音を音楽にするのは、そう単純なものではありません。

ピアニスト 青柳いづみこのエッセイ「ピアニストは指先で考える」の語り口を楽しんでいただき、ピアノコンサートに行けば、二倍にも三倍にも、音楽を楽しんでいただけるのではと思います。



2021年5月9日日曜日

ハープ×日本画 独特の世界 京都新聞 2021-05-09

 ハープ×日本画 独特の世界 京都新聞 2021-05-09

アイルランドの伝統楽器、アイリッシュハーブの展示会がアートスペース余花庵にて開催されました。

9日、本日までということで、さすがに予定が付かず行くことが出来ませんでしたが、ホームページがございました。

失われたアイルランドの響きを求めて
寺本圭佑(金属弦アイリッシュ・ハープ奏者、研究者、教師、製作者)https://teramotokeisuke.com/




藤本淳子ピアノリサイタル 2021年6月27日

 藤本淳子ピアノリサイタル


・日時:2021年6月27日(日)15:00開演

・会場:ヒビキミュージックサロン リーヴズ

    <所在地> 大阪市北区西天満3-1-6 辰野西天満ビル1階     

 ・料金:3,300円(税込・自由席)

 ・主催:ヒビキミュージック


お申し込みは下記のページからどうぞ
https://junko-piano.org/concert/20210627/


2021年4月11日日曜日

「チェンバロお披露目コンサート」 チェンバロお披露目コンサートを終えて

 「チェンバロお披露目コンサート」 チェンバロお披露目コンサートを終えて

日時:2021年3月27日

会場:啄木舎サロン

演奏:三橋桜子

昨日3/27は音楽工房啄木舎にとって、記念すべき日となりました。🎊

自作スピネット(小型チェンバロ)の完成披露コンサートを、三橋桜子先生をお招きし、盛会の内に終える事ができました。

コロナ禍の中、開催延期を余儀なくされましたが、スタッフ、参加者様、桜子先生、色んな方々の御協力により開催する事ができました事、心より御礼申し上げます。🙇

1号器のチェンバロ完成以来、3年目にしてやっと2号器のスピネットお披露目となりました。

何度も失敗を重ね、挫けそうになりましたが、温かい励ましや、オルゴール作家さんの御協力も頂き、オルゴール付のスピネットとなりました。

動画にも投稿しておりますので、ぜひ覗いて見て下さい🤩

チェンバロの連弾は、美しい糸がいくつも重なり合い流れていくようでとても不思議でした。

チェンバロ連弾


その他の映像です。








2021年4月3日土曜日

「オリジナルなチェンバロを製作するということ」 チェンバロお披露目コンサートを終えて

聴く人:Y-K

2021年3月27日、チェンバロお披露目コンサートを無事に終えることができました。
コンサートから、数日が過ぎ、改めて谷口さんからチェンバロのお話を拝聴に伺った次第です。

「私の木工人生、最後に本物を作りたいと願い、このチェンバロを作りました」
チェンバロに視線を移し、愛おしそうに谷口さんが仰います。
「木工職人として多くの作品を作ってきたけれど、納品期限や採算を考えると、本物を作ることができなかった。だから、最後に谷口照恭オリジナル、これぞ、本物と納得できるものを作りたかったのです」

このチェンバロは細かな部品一つ一つから、谷口さん自身が作りだしたものです。




すべてオリジナルをという無謀と情熱と凄み


気恥しそうに譜面台を手に取り、実はこのチェンバロを作るのに失敗や変更により、チェンバロ2台分の材料を使っています。そして樹種はウォールナット、チェリー、キハダ、朴、ブナ、カエデ、チーク、松、(以上は本体・脚) ドイツトウヒ(響板)。多くの樹種を吟味しました。
その譜面台を拝見しますと、濃淡の違う樹種を貼り合わせた綺麗な寄木細工です。

「実はこれもたくさん材料を使ってしまって、細い木しか残っていなかったのですよ」
私のような素人から見れば、寄木細工の方がずっと素敵だと思うのですが。

お話は続き、一工程を進むのに三回は繰り返したとのことです。
それぞれの部材の寸法、チェンバロはたくさんの部材で作られています。ですから、それぞれ、たった0.1ミリでも寸法が違えば、大きな違いが生じます。

これが弦を弾く爪の付いた、ジャックという部品です。
数ミリ幅の木片に細かな細工が為されています。細い穴を正確に開け、スプリングを取り付けます。小さな爪が上がるときに弦を弾き、下がるときは弾かないように爪を引く仕組みになっています。寸分たがわない爪が52個並びます。
これこそ、職人の凄みだなぁと思います。
(52本のジャック作成に3倍もの試作を作られ、100個近いジャックが残っているのでしょうか、お守り代わりに欲しいですね。もっとも、谷口さんのことですから、薪ストーブの燃料になって、焼き芋や焼きリンゴと変わっているでしょうけれど)




友人たちの協力


チェンバロの上蓋を開けていただきました。綺麗な鳥が描かれています。
「孔雀です、白色の」

谷口さんの言葉に、改めて拝見します。波のような52本の弦の向こう美しい白孔雀が描かれています。 オルゴール作家 ゆのんさんが描いてくださったとのこと。

蓋とネームプレートの彫刻文字は、友人清水明さん作とのことです。
暖かい友人の気持ちがこのチェンバロを素敵に彩っています。




底板を合板にせず、無垢のキハダ板にしたわけ


「合板が悪いわけではないのです」
谷口さんがチェンバロの底板に視線を移し仰います。チェンバロの底板に合板を使うことは不思議でも何でもありません。いえ、合板の方が歪みも少なく音も安定します。
どうして、無垢のキハダにしたのか。
「私の願いはこのチェンバロがいつまでもあり続けるということなんです」
合板は薄い板を何枚も交互に重ね、接着剤で一枚の板にします。この接着剤が劣化したらどうなるでしょうか。壊れてしまいます、つまりはそれがそのチェンバロの寿命となるわけです。
「100年、200年、300年と素敵な音楽を奏でるチェンバロがあります。私はこのチェンバロも長く生かせてやりたいのです」
合板を使えば、到底、100年は持ちません。でも、無垢の板であれば長い年数を越えていくことが出来るのです。

「私の木工人生、最後に本物を作りたいと願い、このチェンバロを作りました」
最初の谷口さんの言葉を思い出しました。

ひょっとしたら、谷口さんにとって、このチェンバロは子供のようなものなのかもしれません。親が子供の行く末を幸あれと願うのと同じなのかもしれません。




(無垢 原木から切り出した角材や板です。風合いや質感に優れています)



2021年3月26日金曜日

よもぎ団子

 今朝の散歩道

桜を愛でながら🌸

茶店のオバちゃんの作るよもぎ団子と、他愛ない冗談のやり取りも、もう20余年…!

何と穏やかで贅沢なひと時☺️



2021年3月20日土曜日

昨日3/19は名古屋鳴海のカフェギャラリー「カノン」さんへ

昨日3/19は名古屋鳴海のカフェギャラリー「カノン」さんへ、新作スピネットを持ち込んで遠征!😸
実はおるごーる作家の、ゆのん&清水明さんの二人展「早春コンサート」に啄木舎製スピネットを藤本淳子さんの演奏で参加させて頂きました。🎹
1月末に出来たばかりの安定しない状態の中、やはり演奏開始間もなく音程が狂い出し😨、急遽調律をし直し何とか終了致しました。藤本さんたいへんお疲れ様でした。🙇
また温かく受け入れて下さった、お客様やカノン スタッフの皆様、おるごーる作家のお二人様、ひやひや💦ドキドキ😅の楽しい1日をありがとうございました。


 

2021年3月14日日曜日

プランタンですね!

プランタンですね!🌸
今日はスピネットをお貸ししていた、三橋桜子先生宅へ引取りに伺いました。興味深い楽器を色々撮らせてもらい、無理を承知で一曲お願いしたら、なんと私の大好きな「恋のうぐいす」を弾いて下さいました。
自作のスピネットでこの曲を聴くのは初めてで、感激の余り胸が熱くなりました✨音色が以前より優しい桜色に染まった気がします☺️🌸🌸🌸
調律もせず失礼致しました。🙏
桜子先生了承の上、投稿させて頂きます。ありがとうございました。
たまたま近くの、「百万遍の手作り市」を覗いて、京都で老舗のCafe進々堂で軽く昼食。ここのテーブルと椅子って確か名工の黒田辰秋さんだったかな…。本物は年月と共にいい味でてる、噛じってみたい!😁





 

2021年3月7日日曜日

モリコーネ「ニュー・シネマ・パラダイス」

 少しづつですが

いつも音楽が流れている、以前の啄木舎に戻りつつあります。

今日は練習に来られたグループの演奏にうっとり~🎶

モリコーネ「ニュー・シネマ・パラダイス」いい曲ですね!🤗



今日は少し遠出をして宇治まで来ました

今日は少し遠出をして宇治まで来ました。久しぶりの宇治は人も疎らで落ち着いてました。🙂

平等院表参道にある、喫茶「ほおづえ」さんは、私が初めてテーブルや椅子を作らせて頂いたお店です。



2021年2月22日月曜日

先月完成したスピネットの脚が出来ました!

 先月完成したスピネットの脚が出来ました!

言い出してから3年目に全て完成致しました。


中断期間もあり、気の遠くなるような作業の繰返しの中、励ましのお言葉や協力者のお陰で完成させる事が出来ました。

これからは、皆さんと一緒にこのスピネットで楽しめたら幸せです🥰

2021年2月9日火曜日

今朝は天気が良いので春の気配を感じながら、花を愛でておりました。

 今朝は天気が良いので春の気配を感じながら、花を愛でておりました。



🌷

小生そんな繊細な感性を持ち合わせてはおりませんが、工房での長い巣籠り生活!色気の無い日常に心のゆとりを忘れてました。やはりじわじわとストレスが溜っているのですね…😟

スピネット(小型チェンバロ)の製作も完成し月末には、お披露目コンサートを企画していた矢先、緊急事態宣言で延期になりました。

折角皆さんと楽しみにしていたのに残念です。

午後からは工房の整理や、昨日アマゾンで買ったLED蛍光灯10本に全て取替えました。既存の器具でもグロー球を外せば付くとは知らなかった。明るい工房でまたやる気が〜

2021年1月31日日曜日

『月光堂の発表会』へ行ってきました

 おはようございます。


昨日1/30㈯はチェンバロ製作の師匠平山照秋先生のお手伝いに、京都コンサートホールへ行きました。『月光堂の発表会』と言う事で朝からチェンバロの搬入出でした。

これは本当に厄介な楽器で、リハの始まる前から終了迄、ほぼ付きっきりで調律調整されてます。

まづ楽屋で調律されるのですが、そこの温度や湿度を本番時を予測しながらされてます。ステージへ運んでも演奏直前まで!

沢山参加されますがチェンバロの出番は僅かなので、合間を縫って地下駐車場で先日完成した、私のスピネットを持込みボイジング調整もして頂きました。

発表会最後の素晴らしい講師陣によるアンサンブルも、ちゃっり客席から視聴させて頂きありがとうございました。m(_ _)m



2021年1月13日水曜日

京都市立中学の元教論 癒やしのオカリナ

京都新聞(2021-01-13 夕刊)より 京都市立中の元教論 癒やしのオカリナ、世界1位です。 第1回国際オカリナレイヴコンクールの独奏部門で優勝された粟辻泰史さん、中学教論退職後、介護施設でのボランティアオカリナ演奏を重ね、オカリナ教室の講師もされているということ。 素敵な人生だと感嘆しています。 検索しますと、 

オカリナ奏者 粟辻泰史の「京都 オカリナ・フルート教室」(オンライン可) https://awa3music.jimdofree.com/ 


上のページをみつけました。 まだ啄木舎と直接の関りはありませんけど、とっても楽しそうです。ぜひ、お聴きくださいませ。


2021年1月11日月曜日

NHK 地球ドラマティック 「小さなバイオリニストたち〜弦が奏でる未来への輝き〜」を見ました


地球ドラマティック 「小さなバイオリニストたち〜弦が奏でる未来への輝き〜」 2021-01-10 
「フランスのある学校では、子どもの自信や学習意欲につながると、必須科目となっているバイオリン。音楽を通して成長する、子どもたちの無限の可能性を見つめた。」

子供たちは楽器(バイオリン)を幼稚園年長組から始めます。
強く思いますのは、バイオリンを練習していく中での、子供たちの深い集中と内省。授業では席を立ったりしていた少年も気持ちを鎮め、ゆっくりと右手を引き、音を奏でます。
演奏ができるようになったという達成感とそれによる自信。
子供の成長に欠かせないのは自信ではないでしょうか。
新しいことを学んでいく上での、知らないことに接する勇気、それを支えるのは、頑張ればできるという自信ではないかと思います。
今回、この「小さなバイオリニストたち〜弦が奏でる未来への輝き〜」を見て、強くそれを思いました。

さて、「問いつづけて—教育とは何だろうか」著者の林竹二は宮城教育大学の学長でありましたが、彼は小学校や中学校、定時制学校での哲学の授業で知られています、ソクラテスを主にした哲学の授業をして回った(授業巡礼と呼ばれていました)人です。 彼の難しい哲学の授業を食い入るように見つめる小学生たちの写真を見たことがあります。50年近く前の話でありますが、番組を見てそれを思い出しました。
子供の可能性を伸ばすこと、そして、抑え込まないようにすることの大切さを一人の大人として強く思います。 、

2021年1月10日日曜日

延期となりました。『第13回啄木舎音楽サークル』ご案内です。楽器、楽しく演奏してみませんか。参加者募集中です

緊急事態宣言延長につき、延期となりました。
申し訳ありません。


 『第13回啄木舎音楽サークル』

あけましておめでとうございます🎍寒さ厳しいお正月になりました。みなさんお元気でいらっしゃいますか。このたび、長年眠っていた啄木舎のHPが復活しています。ぜひ一度覗いてみてください。

http://takubokusya.blogspot.com/

さて、啄木舎サークルの次回のお知らせいたします。

2019年1月より「ゆる~い弾き合い会」「ピアノでティータイム」改め、『啄木舎音楽サークル』がスタートしました。新型コロナ感染の影響でしばらくお休みしていましたが、啄木舎でのイベントも、少しずつ再開しています。楽器など日ごろの練習を披露する弾き合い会を中心に、啄木舎ピアノサークルのメンバーによる、ちょっとした演奏もあります。老いも若きも音楽でつながる、楽しい時間を過ごしませんか(^^)/

ピアノ伴奏を希望される方は、当日伴奏譜をお持ちください。ピアノ・チェンバロ・ギター・足踏みオルガン・お琴、無料貸し出しいたします。ご自身の楽器持ち込みもOK、鑑賞のみも大歓迎です。

日時:2021年2月21日(日)14:00〜

参加費:1,500円(演奏されない方1,000円)定員10名 要予約

    (人数制限させていただいています。ご了承ください。)

申込み・お問い合わせ:090-2014-0414(谷口)

           takuboku2014@gmail.com


       注:メールアドレス変更しています。



2021年1月3日日曜日

「宮さんのピアノ調律史」宇都宮信一 東京音楽社

 「宮さんのピアノ調律史」宇都宮信一 東京音楽社

草分け的調律師 宇都宮信一氏の回想録です。調律を終えたあとの試し弾きのお話が印象的でした。


「田中希代子 夜明けのピアニスト」 萩谷由喜子著

「田中希代子 夜明けのピアニスト」 萩谷由喜子著

本文より抜粋

日本がまだ敗戦の痛手から立ち直りきれなかった1950年代、ヨーロッパのメジャー国際コンクールで日本人として初めて最高位を獲得、現地のジャーナリズムから「東洋の奇跡」とまで称えられ、母国日本の人々の心にも薫風を吹き込んだ若い女性ピアニストがいた。

類稀な資質を超人的な努力で磨いた彼女の名前は田中希代子。

悲運にも難病で倒れ、三十六歳の絶頂期にステージから去ったが、希代子のピアニズムは欧米の第一級ピアニストに比してなんら遜色ないものであったことを、遺された録音は如実に伝えている。
クラシック音楽の歴史の浅い、しかも敗戦国の焦土のなかから、これほどのピアニストが生まれた秘密とはいったいなんだったのだろうか

ようこそ 萩谷由喜子の世界へ! http://www7b.biglobe.ne.jp/~yukiko99/books2-3.html