2021年1月11日月曜日

NHK 地球ドラマティック 「小さなバイオリニストたち〜弦が奏でる未来への輝き〜」を見ました


地球ドラマティック 「小さなバイオリニストたち〜弦が奏でる未来への輝き〜」 2021-01-10 
「フランスのある学校では、子どもの自信や学習意欲につながると、必須科目となっているバイオリン。音楽を通して成長する、子どもたちの無限の可能性を見つめた。」

子供たちは楽器(バイオリン)を幼稚園年長組から始めます。
強く思いますのは、バイオリンを練習していく中での、子供たちの深い集中と内省。授業では席を立ったりしていた少年も気持ちを鎮め、ゆっくりと右手を引き、音を奏でます。
演奏ができるようになったという達成感とそれによる自信。
子供の成長に欠かせないのは自信ではないでしょうか。
新しいことを学んでいく上での、知らないことに接する勇気、それを支えるのは、頑張ればできるという自信ではないかと思います。
今回、この「小さなバイオリニストたち〜弦が奏でる未来への輝き〜」を見て、強くそれを思いました。

さて、「問いつづけて—教育とは何だろうか」著者の林竹二は宮城教育大学の学長でありましたが、彼は小学校や中学校、定時制学校での哲学の授業で知られています、ソクラテスを主にした哲学の授業をして回った(授業巡礼と呼ばれていました)人です。 彼の難しい哲学の授業を食い入るように見つめる小学生たちの写真を見たことがあります。50年近く前の話でありますが、番組を見てそれを思い出しました。
子供の可能性を伸ばすこと、そして、抑え込まないようにすることの大切さを一人の大人として強く思います。 、